喫煙者にとっては昨今の禁煙環境はとてもつらいものです。
駅や病院などの公共施設は当然のことながら、路上の喫煙場所の大幅な撤去、さらに飲食店でも喫煙できないところも増えてきました。

喫煙者は禁煙することはとても大変なことだと先入観で思っている人が少なくありません。
最近は通販や薬局でも禁煙補助薬が手に入り、わざわざ病院の禁煙外来に通わずとも禁煙方法があります。
従来、禁煙は根性論が多くありましたが、今ではスムーズに禁煙できる環境が整ってきているのです。

自力ではなかなか禁煙できない

煙草とライター 従来禁煙と言えば我慢の一言で片付けられ、意志の強さや根性など耐えて耐えて止めることが一般的でした。
禁煙に失敗するとあたかも意思の弱い人間だと言わんばかりで人格まで否定されてしまうようなこともあり禁煙するにもストレス、失敗してもストレスという喫煙者にとってはとてもつらい環境だったのです。

それならいっその事、禁煙しないという選択肢を掲げたほうが喫煙者にとっては大きなストレス回避となっていましたが健康のことが気にならない人はほとんどいません。
だからこそ何度も何度も強いストレスに耐えながら自分独自の方法で禁煙にチャレンジをし、幾度となく失敗を繰り返し、周りからは何度目の禁煙だと冗談めかして揶揄されながら必死に禁煙を試みていました。

もやは禁煙は根性論のみでひたすらにつらいものだというのが喫煙者の長年の共通認識です。
自力ではなかなか禁煙できないのが実情で、ニコチンの依存症という認識も低かったので病院の禁煙外来に通うという選択肢もまずなかったのです。
自分の意思での禁煙方法は飴やガムを口さみしいときに食べる方法や運動などで気分を紛らわすもの、タバコを吸える環境に近づかないなどとても原始的なものばかりでした。
そして禁煙本が発売され一大ブームとなり禁煙ブームは追い風に乗りましたが、それでも多くの人は成功できなかったのが現実です。

禁煙本では、いかにタバコの煙が自分や周りの健康を害するかという恐ろしい事実を見せつけ、タバコをやめるメリットをひたすらに述べていくというのが大まかな内容でした。
タバコを吸うなと言ってしまうと喫煙者に強いストレスがかかるので、本を読みながら吸い続けてくださいと謳うのです。
その中でタバコの恐ろしさと禁煙の素晴らしさを説いていくわけですが、結局それは喫煙者である読者の意思に訴えかけるシンプルな方法でした。

本を読んで禁煙できなかった人は、さらに落ち込んでしまうのです。
本のタイトルが「絶対にやめられる」と謳うのでそれでやめられなかった人たちはもはや救われる道がなくなってしまったのではないかというくらい落ち込んでしまう人も多くいました。
禁煙は自力で根性、強い意思という方法だけがまかりとっていた時代は喫煙者にとってはまさに不遇の時代だったのです。

禁煙外来もあるが、禁煙治療費が結構かかる

治療費のイメージ タバコを吸うことはニコチン依存症だということが一般に広まり、ようやく禁煙は根性論でやめるだけが唯一の方法ではないということが知れ渡り始めました。

また受動喫煙による健康被害も多くの人が知ることとなり、国の後押しもあり病院の禁煙外来で禁煙治療ができることが周知されました。
当初は保険適用ではなく相当な自己出費がありました。
会社などから一定額の補助が出るところもありましたが、会社を休み、さらに補助もしてもらうというのは喫煙者にとっては心理的負担が重くのしかかっていました。

また補助が出るといっても微々たるもので、5万円近く自己負担せざるを得ないのが一般的でしたが保険適用がされるようになり、治療費負担は軽減されました。
保険適用で2万円ほどで禁煙治療ができるようになりました。

しかしここにもまた一つ問題がありました。
それは保険適用になるためにはいくつのも条件を満たす必要があるのです。
その条件を満たさない限り、どんなに希望しても禁煙外来で保険適用にはならず結局は全額自己負担となってしまうのです。

今では廃止となりましたが、保険適用当初は条件には喫煙歴に平均本数をかけ合わせ算出したトータルの喫煙本数が200本以上という条件がありました。
これは1日1箱を10年吸い続けている計算で、これで初めてニコチン依存症と診断され禁煙治療が開始されていましたが、若年層に適用できないため廃止されました。

しかし条件はこれだけではありません。病院が厚生労働省から指定されている禁煙外来でなければいけません。
近くに病院があってもそこが禁煙外来指定病院とは限らないのです。

いくつかの条件が合致し保険適用になっても2万円ほどの自己負担はあります。
禁煙外来では12週間で5回の治療が一般的です。
体調チェックや喫煙量の確認、呼気の一酸化炭素排出量を測定、薬の効果の確認、医者からのアドバイスなどが主な治療となります。

2週間、4週間、8週間、12週間後というのが一般的なスケジュールで治療が進みます。
これで2万円もかかるというのに驚く人も決して少なくないでしょう。
保険適用でも治療費は結構かかるという認識はまだまだ知れ渡ってはいなく、躊躇してしまう人もいます。
タバコをやめるのも吸い続けるのもお金がかかる事実は変えられません。

禁煙治療薬はネット通販で個人輸入が可能

個人輸入の流れ病院の禁煙外来で禁煙治療を保険適用でタバコをやめたい人も、実際には様々な制約があります。
会社をなかなか休めない人、近くに厚生労働省指定の禁煙外来がある病院がない人などタバコをやめたくても結局根性論しかないと思っている人も多くいます。

しかし近年、禁煙補助薬を通販で買うことができるようになりました。
禁煙パッチを腕などに貼るものが従来は当たり前でしたが、今では内服薬もあります。
ニコチンを体に少量ずつ入れてニコチン切れによるイライラを軽減していくものから、ニコチン自体は一切に使わず、ニコチンに変わる刺激物質の代用しニコチン依存を解消していくものもあります。

一般な通販で購入することもできますが、個人輸入で海外から代行通販も利用できます。
個人利用ならば法的にも認可されているので、何度も禁煙を試みて失敗した人も、近くに禁煙外来がない人にも利用しやすくなっています。
もちろん禁煙外来を利用しやすい環境にある人は、医師の診察やアドバイスを受け適切にスケジュールにそった治療をするのがいいですが、そのような環境にない人も多くいます。
禁煙は様々な手段、方法で多岐にわたる選択肢があることが喫煙者の心理的にも肉体的にもかかるストレスを軽減してくれます。

タバコとは習慣性が強いものなので、その習慣を断ち切るのは誰でも大なり小なりストレスがかかるのは当然です。
そのストレスをいかに軽減しながら禁煙を継続していくかが成功の可否を決める大きな要因です。
根性論でやめるのもよし、禁煙本でもよし、禁煙外来でもよし、ネット通販で個人輸入した禁煙補助薬でやめるもよし。

これだけ禁煙方法があれば、いざ始めたと思ったときの心理的ストレスは和らぎ、敷居の高さもだいぶ解消されます。
禁煙することが世の中の強いニーズになってきている昨今、自分の健康だけでなく受動喫煙で他者の健康も害してしまうことももはや許さない時代になっています。

タバコを吸い続けるのが最終的にはもっともお金がかかります。タバコのせいで健康を害せば治療費もさらにかかります。
また民間保険加入時でも喫煙の有無で保険料が変わってくることも珍しくありません。
タバコをやめないという選択肢がほぼないこの時代、なるべくストレスのかからない方法で早い段階で禁煙できることが最善の道なのです。