ニコチンを使わない禁煙補助薬「ザイバン」

タバコは吸っている本人だけではなく周囲の人の健康にも影響が出る可能性があることもあり、最近は禁煙に励む人が増えています。
タバコはすぐにやめることは難しいのでニコチンガムなどを利用している人も多いですが、こうした商品を使っても完全に禁煙できないという人も少なくありません。
努力しているにかかわらずタバコがやめられないという人は治療も検討してみてはいかがでしょうか。

タバコがやめられない原因はニコチンに依存していることにもあります。
ニコチンガムなどの禁煙補助商品では少量とはいえニコチンを体に取り入れてしまうこととなりますので、完全に依存から脱却することが難しくなるとされています。
そこで最近はニコチンを使わない禁煙補助薬が注目されており、ザイバンもそのひとつです。

ザイバンは有効成分がブプロピオンとなっており、元々は抗うつ剤として開発されていました。
うつ病の治療に利用したところ、喫煙者の患者がタバコを嫌うようになり、喫煙しなくなるという効果が見られたことから禁煙補助薬として使われるようになりました。
ザイバンはニコチンを含まずに脳に作用し、ノルアドレナリンなどの快楽物質の濃度を高くしてくれます。
そしてその効果は禁煙による禁断症状の改善にも役立ち、より無理のない禁煙が実現できるようになりました。

ザイバンで良い効果を得るためには正しい服用方法を守ることが大事です。
この薬は禁煙を始める一週間前から飲み始め、2週目から禁煙を始めます。
3週目からは一日2回飲むこととなりますが、7週目になってもタバコがやめられないという場合は一旦休止します。
禁煙が成功できても、すぐに薬をやめてしまうのではなく9週かけてゆっくりと減らしていきます。
2回飲むときは少なくとも8時間は空ける必要がありますので、時間はよく確認しておきましょう。
もしも飲み忘れた場合は気づいたときにすぐ服用することとなりますが、2回分を一回に飲んでしまうということは避けましょう。

他のニコチンパッチと比較して約2倍の効果があるとも

抗うつ剤として開発されノルアドレナリンおよびドーパミン再取り込み阻害剤としての優れた効能効能を持つ有効成分ブプロピオンの作用によって、脳に働きかける方向から禁煙をサポートするザイバンは、ニコチンを含まない依存性のない禁煙補助薬として人気を上昇させています。
ザイバンは他のニコチンパッチやニコチンガムなどの禁煙補助剤と比較して約2倍もの効果が期待できることが研究報告などから明らかになっている有効性の高い薬と言われます。

ザイバンが持つメリットの1つがニコチンを使用せずに禁煙治療に役立てられる点で、従来のニコチン置き換え方式の禁煙補助薬と違って服用開始時からニコチンを遠ざけることが可能になっています。
喫煙によるニコチン依存性は薬物依存の一種とも言える状態で、タバコを吸って依存性の強いニコチン摂取が常習化してしまったため自分の意志では止めることが困難になった状態です。
タバコを吸うことによってドーパミンやノルアドレナリンなどの脳内物質の分泌が促され快感や満足感が得られます。
時間が経って体内のニコチン量が減少してドーパミン等も減るとさらなる満足感を得るため煙草を吸うといった繰り返しになってしまいます。

依存症に陥っている人が無理にタバコをやめようとするとイライラや集中力低下などの禁断症状が出現し、それを避けようと再びタバコに手を出すという悪循環が続いてしまいます。
ニコチンが含有されておらず、脳内のノルアドレナリンおよびドーパミン再取り込み阻害作用を役立てているザイバンは他の禁煙補助薬とは一線を画した作用です。
タバコを我慢することで生じる強いストレスやイライラをも和らげて行きます。
禁煙の過程で起こりやすい体重増加や口の渇き、睡眠障害といった副作用も抑えられており、その点非常に健康的な禁煙補助薬と言えます。